江東区海の森2丁目

ゲートブリッジまでは、行ったことがありましたが、その先を探訪するため、7月16日の海の日に開催された「海の森トライアスロン」に参加してきました。新木場から、若洲を過ぎ、ゲートブリッジを渡ると、右手に「海の森水上競技場」が見えてきます。住所は、江東区海の森2丁目とか、ここも江東区になるんですね。砂町からだと、すぐですが、ゲートブリッジは、徒歩、自転車、原付では、渡れないので、車で行くことになります。下の地図の下側、長方形で囲われたところが、自転車のコース、1周回5キロになります。

海の森水上競技場は、東京オリンピックのボート競技のために新設された競技場、東京湾とつながっていますが、波が来ない、広いプールのような感じでしょうか?昔、船橋ヘルスセンターがあって、海を囲って作られたプールがあったかと思いますが、それと同じような感じでしょうか?

波がないので、プールと同じように泳げます、ただし水が濁っているので、水のなかでは周囲がみえません。

陸にあがったら、自転車とランニングは、海の森公園の周回コースを走ります。ボートコースの前には、観客席があって、応援できるようになっています。

これは、ゴールの場所、表彰式が行われています。

これは何なのか?わかりませんが、カメラを向けるとポーズを取ってくれました。暑いなか、大変だと思いますが、ご苦労さまです。

砂町からだとすぐなので、時間があれば話のタネにいかれてはどうでしょうか?東京湾を行く、大きな船がすぐそこに見えて、羽田空港もすぐなので、低空飛行の飛行機が空を飛んでいきます。何かのイベントがなければ、人もまばらでしょうから、海を見ながらぼーっとするには良い場所かなと思います。

OZUめぐり(Part2)

スマホがうまく動作しなかったため、完了しなかった小津めぐりに再度チャレンジしました。

最初は、永代橋、今回はうまくスタンプをゲットできました。「一人息子」という映画で、母の期待を背負い向学心を持って上京した息子が、10数年の時を経て就職、母を東京の自宅に招待するときに、東京駅からタクシーに乗り、自宅に向かう途中で永代橋を渡るとのことです。

永代橋からは、スカイツリーがよく見えました。

永代橋を渡り、江東区にはいったところで、前回はスタンプをゲットできなかった、生誕の地目指します。

小津安二郎は、1903年に江東区亀住町で生まれたとのこと、永代橋を渡って、門前仲町の交差点を左に曲がり、赤札堂を過ぎて、清澄通りを少し進むんだところの横断歩道の下に写真の説明書きが設置されています。

その向かい側の路地を少し進むと、明治小学校、小津が3年間通ったという小学校ですが、ちょうど校舎の改築中のようで、写真を撮るのも忘れました。

ここから、再度門前仲町の交差点に向けて出発します。次の目的地は、陽岳寺、小津家の菩提寺だそうです。

ここから、深川不動堂に向かいます。小津は、参道にあった、「清水」のきんつばが好きだったそうですが、昭和56年に廃業、その後甘酒屋を経て、現在はカフェになっているとのことです。

次に、富岡八幡宮に寄ります。富岡八幡宮は、江戸勧進相撲発祥の地だそうで、明治小学校でも毎年相撲大会が開催され、小津も参加したとの記述がスマホに現れます。深川不動と比べると、参道に人影がまばらで寂しい感じでした。

目的地の一つが「相生橋」、中央区の佃から江東区の越中島に渡る橋ですが、なぜかスタンプが獲得できていました。八丁堀から、清洲橋を目指したときに獲得できたのか不明ですが、相生橋は、「風の中の牝雛」という映画に登場するそうです。幼子の急病のためやむを得ず一夜だけ身を売った妻と、戦地から帰りそれを知り苦悩する夫の物語だそうで、相生橋は、妻の行為を知った夫が売春宿を探すため、月島に向かうシーンで登場するとのことです。月島側には、肉のたかさごがあって、やき豚が有名だったか?

つぎに、「小津橋」を目指します。古石場川にかかっている小さな橋で、川といっても、今は親水公園になっています。戦前の「出来ごころ」という映画に「人夫募集の貼り紙に「深川古石場三」と出てくるそうです。

そして最後が、江東区古石場文化センターです、ここに小津安二郎紹介展示コーナーがあります。

最後に、全てのスポットを訪れたと公民館の窓口でスマホを見せると、記念品がもらえるという仕組みです。キーホルダーと小津紹介のパンフレットをいただきました。

小津ツアーは、全国版もあり、鎌倉、尾道、松坂、横浜、茅野、茅ケ崎をめぐるようですが、江東区だけで充分!!

OZUめぐり(Part1)

門前仲町から少し、新木場の方向に入ったところにある古石場公民館に寄り、小津めぐりというツアーがあるのを知りました。2023年は、小津安二郎の生誕120年ということで、WOWOWでは、現代版にリメークしたドラマなどを放送していましたが、ゆかりの地である江東区でもということでのイベントなのでしょう。

ツアーといっても、だれかが、案内してくれるのではなく、勝手に自分でゆかりの土地を訪れ、スタンプをスマホでゲットとするという、ポケモンGOみたいなやつでした。スマホにアプリをダウンロードすれば、だれでも参加できる仕組みです。

スマホに示された地図をもとにして12か所を訪問、至近の場所まで行くと、スタンプが押されるという仕組みです。

こんな形で地図に訪問スポットが表示されます

地図に示された場所まで行くと、スマホにスタンプが押されます

興味があれば、【小津めぐり】「生誕地、深川を歩く」in 江東 | 古石場文化センター | 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団 (kcf.or.jp)

訪問場所は、12か所、全部のスタンプをゲットすると、記念品がもらえます。

野球の練習がある集合場所の南砂に行く前、八丁堀駅を出発してツアーを始めました。

最初の訪問地は、水天宮。これは、OZUツアーには関係ないのですが、経由地なので寄ってみた、なんだかビルの2階?になるのか、水天宮が様変わりで驚きました。お孫さんが生まれるなど、同級生で訪れた人も少なくないでしょうが、さすが東京の中心地にある神社という感じです。

こんなビルの下に神社が!

中央区から、清洲橋を目指します。ここが、今回の最初の訪問地になります。この日は、晴れていてスカイツリーもきれいに見えました。

スポットに到着すると、スマホにスタンプをゲットしたと表示され、そのスポットの小津関連情報が表示されます。清洲橋は、1960年の「秋日和」に登場するそうです。美しい未亡人とその娘の間に起こる心の波風を繊細に描いた、晩年の名作だそうです。

清洲橋を渡り、江東区に入り、芭蕉記念館を目指します。

芭蕉記念館では、小津安二郎が生涯に220の俳句を残した俳人であったことが表示されます。「縫箔のたつきの蝶の昏れ泥む」、シンガポールに抑留されていたときの俳句だそうです。

ここまでは、順調にスタンプをゲットしたのですが、この次のスポットに到着してもスマホにスタンプが表示されません。たぶん、ランニング用の腕時計もGPSを使っており、スマホに連動しているので、これが邪魔をしたのだと思いますが、あきらめて、砂町に向けて走り出します。

広大な木場公園を通過すると、多くの人が日曜の午前中をのんびり過ごしていました。材木にあふれた姿は、どこにもなく、「木場」という地名だけが残った形です。

木場公園から、細長い仙台堀川公園を進み、横十間川公園にぶつかるところで、「野鳥の楽園」みたいになっている光景にぶつかりました。野鳥といっても、かなりでかい!野球チームの人に聞くと、このあたりはかなりの悪臭で、有名みたいです。少し進むと、和船の乗り場あたり、こちらは、動画で確認してください。

ツアースポットで唯一、砂町にあるガスタンク跡地を目指します。アリオの裏、砂町銀座を抜けて、明治通りを渡り、少し進んだところに、北砂第二公園というのがあります。このあたりに、かつてはガスタンクがあったそうです。その後、ガスタンク跡地には、北砂小学校などが建設、小津映画では、「東京の宿」に登場、気のいいお調子者の喜八が、江東の工場地域を職探しに回るときにガスタンクが背景として登場するそうです。1935年の映画なので、TSUTAYAレンタルでは、なく、視聴はあきらめました。

北砂第二公園では、なんとかスタンプをゲットできました。一日で、全てのスタンプをゲットする予定だったのですが、後日、再挑戦することにして、元八幡神社に向かいました。

1月の中旬に参拝したのですが、初詣の人がちらほら、小さな神社の落ち着いた雰囲気でしばし、ゆっくりしました。おみくじは、中吉、ちょうどよい感じです。

2024年 謹賀新年

明けましておめでとうございます。富岡八幡宮は、初詣の参拝に訪れた

ひとで、けっこうな賑わいでした。

元から、信心深くない自分ですが、既に、厄年を気にすることもなくなったのだと、気が付きました。

それにしても、あの事件から6年あまり、逃げ道となった門、横綱の石碑、そして細い橋を見ると、平和な日々がありがたと思える冬の日でした。

短いですが、初詣の時間がない方は、以下をご覧ください。